働くと教育

投稿日: カテゴリー: ブログ

uni’queが目指すこと、それは一言でいえば、世の中に価値実感の瞬間を増やすことです。

 

uni’queが『YourNail』のようなユーザーが自己表現できるサービスを提供するのも、働き方として複業を推進しているのも、あんまり関係なさそうですが実は共通してそこを目指しています。また、複業でランサーズに入って立ち上げているpookというスキルシェアリングのサービスでも、実は同じことを目指しています。

 

先日あるイベントで、東京都市大学の涌井先生という方が、

「これからの幸福は、人生でどれだけ経済的に成功したかではなく、自己実現を実感できる時間がどれくらいあるか、その割合になる」

とおっしゃっていました。

 

これ本当にそう思います。

 

お金と価値のアンマッチ

”お金”は価値を交換するために発明されました。お金の発明により価値は交換するだけではなく、定量的に示せるものとなり、蓄積し、流通し、投資することも可能になりました。これはものすごい発明で、人類史上最大のスケールサービスといっても過言ではありません。

 

お金はもちろん使う時にも楽しいものです。ですがそれだけでなく、価値実感の尺度としての側面も持っています。

人は、自分と交換されるお金の多寡(時給や年収があがること)で自分の価値を客観的に(しかし間接的に)実感できます。

ただ、お金の機能にも課題はあり、価値とアンマッチを起こすケースもあります。

  1. お金で十分に測られない価値
    お金との交換がされない価値は不当に低く見られがちです。(たとえば主婦業や学問、趣味など)
  2. .価値に分不相応なお金
    一方で、たとえ金銭を多く得ていても、価値を実感できず虚しく感じることもあります。(企業内での業務が価値実感から遠い場合など)
  3. 価値と無関係なお金
    個人の価値とは関係なく得られるお金もあります。(たとえば相続によって得られたお金など)

 

お金は”価値の見える化”としても便利なものですが、あくまで間接的なものなので、こういったアンマッチがあるところでは価値実感に結びつきません。ここ数年の、評価経済やソーシャルグッドへの流れは、このようなアンマッチがある中で、”お金”に置き換えなくても自己の価値を実感できる機会を増やしたい、という社会的な要請のように思います。

 

働くとはなにか

もはや流行語の感もある「働き方改革」ですが、個人的には「働き方」だけでなく、「働く」ということに対する意識自体の改革が必要だと思っています。

それは残業を減らすということではありませんし、企業内の制度の問題でもありません。ひとのlife全体に関わるものです。企業に勤めることが働くではないですし、もっといえば、金銭を得る仕事だけが働く、ではないと思います。育児も介護もボランティアも趣味も、価値を生むプロセスはすべて「働く」ことではないでしょうか。

 

人はなぜ働くのでしょうか?

もちろん、生きるために、食うために、というのはあります。ただ、それを超えた働くの意味は、究極的には、自分自身の価値を実感したいからだと僕らは思っています。

 

価値というのは、一人ではなかなか感じることができません。そして逆に、価値を実感できない時、人はとても孤独を感じます。

お金だけでなく、たとえ小さくても自分自身の価値を感じられる瞬間をもっと増やすこと、それがこれからの幸福を増やすことだと思います。

 

教育と「働く」

そして、日本の教育に致命的に足りない点も、自分自身の価値を実感する瞬間が少ない、ということなのではと思っています。

もちろんテストで良い点をとったり、良い大学に入る、そういう”成績”で価値を感じるというのはあると思います。

ただ、それは本当には自分の価値ではないし、お金のように間接的な価値評価です。自分らしさの価値実感ではなく、よそで決められた尺度の中で価値を測ることです。そしてお金のように価値とアンマッチなことが非常に多いのではないでしょうか。才能がテストでは十分に測れなかったり、点取り競争が不毛に感じられたり、家庭環境が成績を左右したり。

 

そうではなく、自分で考え、創意工夫したこと、自分自身の価値、ひいては”自分だけの価値”を実感する瞬間をたくさんつくることが、これからの教育に必要なのだと思います。

 

そして、前段で述べたように、それは「働く」ということと繋がっている気がしています。その意味で、ハッシャダイさんの取り組みは、教育をも救っていると思いますし、ヤンキーではないひとにも、早い段階からそういう機会を作れたら素敵だなと思います。

 

というわけで、uni’queは学業との複業も推進していきたいです。学生のうちから、事業を通じて自己価値を感じてもらえる機会を増やしたいと思っています。一緒にそんな活動をできる企業や教育機関の方、ぜひお話ししたいです!

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